DubwifeGroup「SESSION#1」に出演して
とても良いイベントでした。
前に観たときと違うというのが凄いことで、自分も何とかして変えていかなくてはならないなと考えさせられました。
Dubwifeの多田くんは、僕ら Goodbye Gangsters の最初期から好意的に声を掛けてくれたバンドマンのひとりで、その後に仲良くなった人は数多くいるけれども、本当の最初期から一方的に優しく接してくれる人は少なくて、そういうことを忘れることはありません。
彼は、"Flat 3" とか "Mellow 7" とか "Bullpen" のような(と言っても誰にも伝わりませんが)、僕らが初期にやっていた速くてごちゃごちゃした曲を特に気に入ってくれていて、そういった曲はもうセットにないのだけれど、僕らが何かをリリースする度にいつも具体的な反応をくれる、信頼のできる友人だと思っています。
HALFMUSTのイセさんも同じで、厳密に言えば最初期からという訳ではない(baricanで横浜GALAXYに出たときに出会っているはず)のですが、初期から今に至るまで背中を押し続けてくれた先輩の一人です。
こういった方々の存在が僕の制作の糧となっている、というか、背中を押されることがなければ自分自身も制作物も外に出さないタイプなので、感謝しています。
そういうメンツのライブだったんだと振り返っているところです。
さて、今回のライブからサポートドラムを大学時代からの友人である福島さんに頼んでいます。今回だけということもないがいつまで頼むことになるのかも分からない、曲が増えるかも、自主企画を打つかも、そんなことはないのかも。そういった曖昧さを残したままの依頼に対して快諾をしてくれ、かつ彼女らしい自然な振る舞いで溶け込んでやってくれたことに心から感謝しています。
学生時代から彼女のドラムは魅力的で、それは今も変わりません。演奏後は楽しかったですと笑顔で言ってくれながらも演奏に課題が残ることを挙げる真面目さで取り組んでくれていて、楽しいと言ってくれることで救われるところがあるのは確かですが、それを鵜呑みにして無茶な振る舞いをしてはいけないな、とも思います。個人的な体験として、他のバンドのサポートでベースを弾くことを何度かしたことがありますが、楽しいかどうかは別とした大変さがありました。
10年くらい前かな、西荻FLATの溜まり場的なスペースで誰だったかが数名がかりでポスター丸めと筒入れに苦戦してああだこうだ交わしていたとき偶然に多田くんが通りがかり「ああ、ちょっと貸して」とそれを受け取ると、苦もなくしゅるりと丸めて筒に入れた。歓声が上がるなか、涼しい顔を保った多田くんは「やったことあったから」とただ謙遜していたのだったこと。それを唐突に思い出しました。
これを書くことに何の意味があるのかは分かりませんが、スラスラ書けたのでそのままにしておきます。
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